大名 倒産。 『大名倒産 上』浅田次郎

「『大名倒産』は書きたかったことに真正面から取り組んでいます」浅田次郎さんインタビュー|文藝春秋digital

それを見ているロスジェネ世代はやりきれないですね。 若殿は倒産阻止を決意するが、家臣共々の努力も焼け石に水。 そのそれぞれの人格の持つ才能は超一流だというところが一段と奇人ぶりを示しています。 お中元やお歳暮など、現代に受け継がれた「繁文縟礼」もまだまだありそうだ。 人には見えないけれども、彼らの加護なしに物語は進まない。 米どころのくせに、こんなになっちゃった、というのが面白いかなと」 自分に近い歴史 実は、武将たるもの卑しき銭金の話などできぬ、という200年以上にわたる放漫経営が生んだ巨額の負債に匙(さじ)を投げた先代和泉守は、隠居した上で藩に残る現金をかき集めて隠匿し、縁の薄い庶子に経営不行き届きの責を負って切腹してもらうことで、古今に例のない大名家の計画倒産をもくろんでいた。

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大名倒産(上)(下) 浅田次郎著

I いつの時代も変わらないんですね。 二度と触れることのできぬ倅の体を、父は愛おしんでいた。

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浅田次郎『大名倒産』あらすじ感想 ひとの意志で奇跡を起こせ!

改易の責任は第十三代に腹を切らせればよいと考えてのことであった。 しかるに収入は1万両。 2020年12月4日• 藩の膨大な借金に対して倹約や殖産興業など 様々な手を打つが、道は前途多難。 過去200年以上にわたって積み重なってきた借金はもはや返済できないと考え、現金をかき集めて家来たちがしばらく暮らせるだけのお金を配って前例のない「大名倒産」をやってしまおうと計画。 それは、 「江戸時代には老中という、今の会社で言えば重役にあたる役職がありましたが、なんと、その数の半分以上は幕末に偏っているのです。 丹生山松平家三万石を襲いだばかりの若き殿様は江戸城で脂汗を垂らしていた。

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浅田次郎さん「大名倒産」インタビュー 世代間摩擦、幕末も今も変わらず|好書好日

08年『中原の虹』で吉川英治文学賞受賞。 95年に『地下鉄に乗って』で、吉川英治文 学新人賞受賞。 こんな浅田作品が読みたかった! (60代男性) 丹生山松平家三万石を襲いだばかりの若き殿様は江戸城で脂汗を垂らしていた。 死んだら鮭になりそうだった(笑)。

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『大名倒産 上』浅田次郎

97年『鉄道員』で直木賞受賞。

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浅田次郎さん「大名倒産」インタビュー 世代間摩擦、幕末も今も変わらず|好書好日

私は意外と早いと思ったのですけど、でも当時において距離は現代の想像以上にハンデだったでしょうね。 どんなことも取材になるんですね。 ここは文章までピンポイントで決まっていて、p35の〈けっして権現様の血を享けた体を尊んでいるわけではないと知れた。 新潟取材での発見 H 取材には2度行っています。 上司を見てても、この世代までは、逃げ切れるんだろうなぁって思いますもの、しがないOLとしては。 親世代の逃げ切りと負債にあえぐ子供世代……と現代にも身につまされる物語が、 江戸の大名家を舞台に展開されます。

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